日本造園建設業協会、第47回全国造園デザインコンクールの受賞者を発表

文部科学大臣賞や国土交通大臣賞など

一般社団法人日本造園建設業協会は、第47回全国造園デザインコンクールの受賞者を発表した。

文部科学大臣賞は山梨県立農林高等学校、国土交通大臣賞はE&Gアカデミーの宝満あゆみさん、日本造園学会会長賞は西日本短期大学の吉原紗季さん、日本造園建設業協会会長賞は北海道岩見沢農業高等学校の工藤紫帆さん、ランドスケープコンサルタンツ協会会長賞は西日本短期大学の亀井菜々美さんが受賞した。

また、全国農業高等学校長協会理事長賞は神奈川県立相原高等学校の荒川柚莉亜さん、全国高等学校造園教育研究協議会会長賞は山梨県立農林高等学校の佐竹葵野さん、緑化フェア「みどりの広場」プラン賞は熊本県立北稜高等学校の山下瑞葵さんが選ばれた。

その他、入選は、高校生の部が21点、大学・一般の部が11点で合計32点、佳作は、高校生の部が23点、大学・一般の部が9点で合計32点となっている。また、奨学賞は18点である。

表彰式は、2月14日に開催される予定。

造園のデザインと製図技術の向上を図る

昭和49年に開始された全国造園デザインコンクールは、美しい国土と安心・安全で快適な生活環境を実現する多様な造園空間を対象に、造園のデザインや設計技術、表現手法の向上を図り、次世代を担う青年の造園に対する興味を醸成し入職促進に寄与することを目的としている。

そして、造園学科を持つ学校の授業の一環として、また造園家を目指す1つの目標として親しまれているものである。

応募資格は一般・大学生・高校生の3部で、課題は、個人住宅庭園の「住宅庭園部門」、街区公園の「街区公園部門」、商業施設の屋外空間である「商業施設部門」、作庭や駅前・街角などの広場、緑道、校庭緑化、花壇、植物を使用したモニュメント・ディスプレイである「実習作品部門」となっている。

また、高校生1・2年生を対象とした「緑化フェア(みどりの広場)プラン」部門も設けられている。

(画像は一般社団法人日本造園建設業協会より)

▼外部リンク

一般社団法人日本造園建設業協会
http://www.jalc.or.jp/design/47/pdf/47_result.pdf