京阪園芸など3者、「キクタニギク」を育て円山公園などの利活用を考える連携協定を締結

東山ゆかりの和の花「キクタニギク」を保全・普及

公益財団法人京都市都市緑化協会・学校法人京都文教学園・京阪園芸株式会社の3者は、9月7日、京都・東山ゆかりの「キクタニギク」を育て名勝円山公園などの利活用を考える連携協定を知恩院「和順会館」にて締結した。 

「キクタニギク」は京都・東山を流れ下る菊渓(菊谷川)に自生していた。しかし現在東山一帯では絶滅しており、絶滅危惧種となっている。

まちづくり、教育・文化、産業・観光の振興等で協力

今回の連携協定により、京都文教学園の小学校4年生、中・高校の園芸クラブの生徒たちが「キクタニギク」の栽培を9月からスタートする。

その後栽培した鉢は専門家のアドバイスのもと繁殖を行い展示するほか、芳香のある「キクタニギク」の利用を考える材料などとして活用をしていく。

また、円山公園(円山音楽堂)から公園の見どころ、菊渓にも近い東山トレイルコースなどをめぐるイベント「円山公園・東山ウォーク」を10月末に実施する。

さらに、11月上旬~下旬、「キクタニギク」の開花期に円山公園での紅葉と合わせて菊の展示と「お花見会」を開催する予定だ。

今後3者は緑を通じ、まちづくり、教育・文化、産業・観光の振興等分野において相互に協力していく考えである。

(画像は京阪園芸株式会社ホームページより)

▼外部リンク

京阪園芸株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000087492.html

京阪園芸株式会社 ホームページ
https://keihan-engei.co.jp/