YKK AP、緑化造園事業会社の全株式を取得

事業領域をさらに拡大

YKK AP株式会社(以下、YKK AP)は、7月8日、緑化造園業事業を行う株式会社テラヤマ(以下、テラヤマ)の発行済み株式の全てを取得した。

都市緑化、壁面・屋上緑化事業参入への足掛かり

テラヤマの緑化事業は1967年10月に始まり、これまで主に緑化造園工事、外構工事、土木工事、緑化資材販売を手掛けてきた。緑化事業関連のさまざまな資格保有者による多様な緑化物件への対応力・管理体制を構築し公園・街路樹緑化などの公共物件、その他の民間物件で多くの実績がある。

一方、YKK APは、エクステリア商品による建物と外構のトータルコーディネートの提案や街並みの提案を推進中だ。その一環として、2022年にエクステリアで課題を抱えている工務店等へのエクステリア設計デザインのプランニング支援部門「クリエイティブデザインLAB」を立ち上げ、デザイン提案力の強化に努めている。

今回の株式取得によりエクステリアの商品に加え、植栽を取り入れることでガーデン一式の設計提案ができるようになった。今後、テラヤマの強みをいかしながら公共物件やビル物件でのYKK APエクステリア商品の採用や分譲住宅の外構の受注を進めていくことで都市環境の価値向上へ貢献していく考えだ。

(画像はYKK APホームページより)

▼外部リンク

YKK AP株式会社 プレスリリース
https://www.ykkapglobal.com/