日比谷アメニス、AIカメラで花とみどりの集客効果を検証

見頃の植物に対する来園者層の違いを明らかに

株式会社日比谷アメニスは、株式会社エコルシステムの協力のもと、AIカメラを利用し花とみどりの集客効果を可視化する実証実験を「せんだい農業園芸センター」において、2021年9月~2022年8月の1年間の予定で実施している。

「せんだい農業園芸センター」ではバラやひまわり、梅など年間を通して様々な植物を楽しめるよう計画して管理している。

しかし、これまで入園ゲートでの来園者数のカウントは行っていたが、それだけでは管理運営状況との関連性を明らかにするにはデータが不十分と考えられていた。

エリアごとにエビデンスを取得

実証実験では、Vieureka株式会社製のAIカメラ「Vieureka(ビューレカ)」を入園ゲートとバラ園入り口、梅園入り口の計3か所にそれぞれ1台ずつ設置し、エリア別の来園者数とその年齢・性別を取得することで、季節ごとに変化する見頃の植物に対して訪れる客層の違いを明らかにする計画だ。

同社はICTツール等を活用しながら公園の運営状況をデータ化するといったエビデンスに基づく公園管理に取り組んでいる。今後もエビデンスをベースに植栽計画やイベント企画など、花とみどりによる賑わいの場づくりに貢献していく考えである。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社日比谷アメニス プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000102555.html

株式会社日比谷アメニス ホームページ
https://amenis.co.jp/index.html