新しい東屋の設置と床石を再利用した舗装
東京都渋谷区の造園工事業者である東光園緑化株式会社(以下、東光園緑化)は、品川区荏原五丁目にある、しいのき公園に東屋を設置する工事を行ったことをホームページで紹介した。
しいのき公園は、公園入り口に、公園名の由来となったしいの木があり、立派なオオシマサクラ、ヤマモミジなど四季を感じさせる樹木が多い公園で、また、トイレや遊具、東屋といった利便性の高い施設を備えている。
今回は、2020年夏に長年親しまれてきた東屋を劣化のため撤去してところに、新しい東屋と敷石を再利用した舗装で仕上げる工事となった。
工事では、始めに既設の床石を外し、丁寧に付着物等を取り除き、既設の東屋の基礎を解体。次に、新しく設置する東屋の基礎をコンクリートと鉄筋で作り、その後、新しい東屋を組み立て、最後に、利用者の方々が使いやすいように、床石を再利用した平たい石を並べた。
工事終了後、2021年3月24日に竣工検査を受け、本来は3月25日であった工期末より1日早く、公園を開放することができた。
大規模な公園緑地から個人邸の庭園まで
東光園緑化は、創業以来、経験重視の現場主義とお客様第1主義の姿勢で、大規模な公園緑地から個人邸の庭園までと多くの実績がある。
そして、最先端の造園土木技術を駆使する一方で伝統の文化を継承していくこと、先端技術と先人の技を融合させつつ、新たな都市環境を創造し、維持していくことを目指している。
主なサービス内容は、まず「緑化工事」で、眺めるだけでパワーと安らぎを得ることができるという自然の力、樹木の生命力を借りて、成長し続ける景観を作っていくという考えで、作業を行っている。
次に、樹木は他の構造物と異なり工事が完了した時が一番きれいな状態なわけではなく、工事完了後の管理により、美しい景観を作り出していけるものとの考えで、「植栽管理」も行っている。
さらに、「特殊緑化」では、軽量土壌を使った人工地盤(パールローム工法)による緑の育成などを行っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東光園緑化株式会社 プレスリリース
https://www.tokoen.jp/