若手従事者への効率的な技術継承のためARで遠隔指導
富山県が1月12日に、実証実験「ARを活用した農業遠隔研修」を実施すると、1月7日に発表した。
同実証実験は、農業従事者の高齢化や担い手不足が深刻化している中で、若手従事者への熟練者による効率的な技術継承に向けて、ARで遠隔指導するものだ。
スマートグラス着用の研修生の果樹剪定作業において、手元の映像を熟練者がARを活用・確認し、遠隔で作業指示を行う。
熟練者からフィードバックを得ながら作業を実施
研修生は果樹の剪定作業を、熟練者からフィードバックを得ながら進めることができるため、遠隔でありながらも技術習得が可能。同実証実験の実施場所は、富山県魚津市六郎丸にある「富山県農林水産総合技術センター園芸研究所果樹研究センター」で、日時は1月12日の14時から15時、荒天の場合は予備日の1月14日に延期となる。
荒天で中止となる場合は1月11日の17時までに、富山県ホームページの「デジタル化推進室行政デジタル化・生産性向上課」のページのお知らせに掲載される。同実証実験については、知事政策局 デジタル化推進室行政デジタル化・生産性向上課(担当:若林、上坂)に、電話で問い合わせが可能だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
富山県 プレスリリース
https://www.pref.toyama.jp/