現在の造園がわかる!「造園大百科事典」刊行

造園の基本的知識を集大成

株式会社朝倉書店(以下、朝倉書店)は、7月1日、亀山 章氏が総編集を手掛けた「造園大百科事典」を刊行した。

近年、造園の分野では教科書や辞典と位置付けられる書籍はいくつか刊行されているが「事典」と呼ばれるものはないため、今回は久しぶりの刊行となる。

造園に関する新たな全体像を提示

「造園大百科事典」の趣旨は、造園分野の共有するテーマである「豊かな自然環境と美しい景観をもつ持続的な国土を形成し、快適で健全な生活環境を保全・創出すること」に応じる学術と技術の全体像を体系的に示すこと。

この事典では学術・行政・実務の多様な側面から大学・研究所の研究者をはじめ、環境調査・計画設計・コンサルタント業界、造園建設業界、緑化関係業界、官公庁・自治体、NPO 法人、造園関連学会の関係者など第一線で活躍する156名の寄稿によって構成されているのが特徴だ。

現在、造園の分野は環境志向の高まりや景観や歴史を重視する社会のニーズの変化に合わせて飛躍的に拡大している。この事典では造園の基本的知識をまとめ、新たな全体像を提示する。

なお、「造園大百科事典」はB5判/708ページ。購入前に試し読みもできる。定価は2万4,200円(本体2万2,000 円+税)だ。

(画像は朝倉書店のホームページより)

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大日本コンサルタント株式会社 プレスリリース
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株式会社朝倉書店 ホームページ
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