日本緑化センター「樹木医研修受講者選抜試験」受験者の募集をスタート

樹木医になるための登竜門

一般財団法人日本緑化センターは、7月23日(日)に実施する「令和5年度樹木医研修受講者選抜試験」の受験者募集を開始した。

樹木医の資格を得るためにはまず「樹木医研修受講者選抜試験」(選抜試験)に合格しなければならない。その後「樹木医研修」を受講し、実習および資格審査(科目試験・樹種の識別に関する適性試験・面接試験)を経ることで樹木医資格を得られるようになる。

選抜試験開催概要

この選抜試験の応募資格は樹木の調査・研究、診断・治療、保護・育成・管理、公園緑地の計画・設計・設計監理、緑化樹木や果樹の生産等に関する実務あるいは研究に従事した期間が5年ある人か、樹木医補として1年の経験を有する人だ。

選抜試験は業績審査と筆記試験により行われ、90分間の択一式試験では樹木医が備えるべき一般教養および樹木医研修科目に関係する専門分野のほか、高等学校の生物の知識などから幅広く出題される。

また90分間の論述式試験では、樹木医に求められる総合的にバランスのとれた知識・技術・文章能力を審査するための3問が出題される。

なお、試験会場は仙台・東京など5会場を用意。受験手数料は
樹木医補の認定を受けていない一般の人が1万8,000円(税込み)、樹木医補の認定を受けている人が1万5,000円(税込み)で、6月15日(消印有効)まで申し込みを受け付けている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

一般財団法人日本緑化センター プレスリリース
http://www.jpgreen.or.jp/treedoctor/treedoctor3.html