年齢・地域・職種により大きな差のあることが判明
株式会社レクリーは、3月25日、運営する建設業界に特化した転職エージェント『ジョブリー建設』が「2025年の施工管理の年収データ」を独自開発のAIツールによって分析した結果を発表した。

造園施工管理の収入と労働はアンバランス
ジョブリー建設の分析によると、施工管理職全体の平均年収は500万円、中央年収は461万円だった。
年代別の比較では、20代から50代にかけて継続的に上昇し30代から40代にかけて大幅な上昇がみられ、50代が最も高い647万円、20代が最も低い368万円となった。
地方別の比較では関東地方が最も高い554万円、全国平均より約50万円も高い結果となった。地域間の年収格差が顕著で、東京都が571万円と最も高く、島根県は最も低い474.1万円と、その差は約97万円にのぼる。
職種別の比較ではマネジメント現場管理職が最も高く651万円、全体平均より約150万円高いことがわかった。
施工管理のうち、 管工事施工管理(559万円)と電気工事施工管理(556万円)は年収が最も高い職種だ。しかし同時に残業時間も最も長い。
一方、造園施工管理の収入と労働のアンバランスも判明した。造園施工管理は最も年収の低い461万円にもかかわらず、残業時間は施工管理の中で3番目に多く35.15時間だった。労働時間の割に収入が見合っていない可能性のあることが今回の分析で明らかになった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社レクリー プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000118080.html
「2025年の施工管理の年収データ」分析結果詳細URL
https://jobree.co.jp/salary-statistic