CO2排出量の削減効果見込みは年間約720t
株式会社日比谷アメニスは、造園建設業界ではじめて環境宣言をしており、具体的な取り組みのひとつとして、同社が指定管理者として運営を行う東京都立公園「都市部の公園・東部」グループの7公園において、みんな電力を通じて再生可能エネルギー100%の電力に切り替えたことを発表した。
この取り組みによるCO2排出量の削減効果見込みは、年間約720tとなり、これは、樹齢10年の都市樹木のCO2固定量に置き換えると、約51,000本となる。
この取り組みは都立公園初であり、使用する電気は、東京都が官民連携再生可能エネルギーファンド事業において投資を行う発電所などから調達する。
エネルギー消費量が多い東京都と自然エネルギー資源が豊富な他県を結ぶ事例としても、大きな意義を持つものとなる。
世界規模の環境問題に対応するために環境宣言
日比谷アメニスは、「Amenity Scape Creation=快適空間の創造」を企業理念に、環境づくりの立場から緑化事業を展開するとともに、近年では公園関連の指定管理者として維持管理および運営までを行う事業を展開し、花と緑を活用し真に豊かな社会づくりを創造している。
同社グループでは、今日の世界的規模での環境問題や人々の健康で心豊かな生活がおびやかされている現状に対して、「健康」「地域社会」「環境」を中長期の課題と定め、課題解決に向かう行動指針として、2020年に「環境宣言」を行った。
そして、今回の「都市部の公園・東部」グループにおける再生可能エネルギー利用開始を契機とし、日比谷アメニスグループの管理するすべての他公園においても、持続可能な開発目標(SDGs)の目標年に向けて再生可能エネルギー電源を積極的に導入していく。
(画像は株式会社日比谷アメニスより)
▼外部リンク
株式会社日比谷アメニス プレスリリース(valuepress)
https://www.value-press.com/pressrelease/266093