タカショー×TBM 低炭素素材フェンスを開発、CO2を固定化

脱炭素社会の実現に貢献

株式会社タカショー(以下、タカショー)と株式会社TBM(以下、TBM)は、排ガスから回収したCO2と工場廃棄物から合成した炭酸カルシウムを主原料とする低炭素素材「CR LIMEX(シーアール ライメックス)」を使用した『モクプラボードECO』の発売を2025年9月1日(月)より開始する。

TBMは、CO2の固定化を実現する「CR LIMEX」の技術を有し、国内特許を取得するなどCO2固定化技術の先進的な実用化を実現している。今回の連携は両社の製品開発の方針が合致したことによるものである。

環境負荷を低減すると同時に価格はリーズナブルな製品

『モクプラボードECO』は「CR LIMEX」を配合することで年間で約1.4トンのCO2を固定化できると考えられる。

また、腐食に強いこと、切断やカット、ビス打ちといった加工のしやすいことなど、従来のモクプラボードと同等の品質を備えつつ、価格は1枚5,800円(表示価格には消費税および工事費、取り付け費、運賃などを含まず)と安価に抑えた。カラーは「ダークパイン」と「ブラウンエボニー」の2色を用意している。

世界では気候変動対策が急務となり温室効果ガスの削減が求められている。タカショーは今回の取り組みをきっかけに、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを一層推進していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社タカショー プレスリリース
https://takasho.co.jp/

株式会社TBM プレスリリース
https://tb-m.com/news/news-3959/