日本の希少植物を知るためのガイドブックの続編が登場

好評の植物ガイドブックの第2弾をリリース

株式会社創元社は、2022年9月13日(火)、『さらに知っておきたい日本の絶滅危惧植物図鑑』を発売した。

日本の「絶滅危惧種」は3,716種にのぼる。そのうち、動物は1,446種、植物は2,270種と半分以上を占める。さらに、その植物のうち最も多いのが「維管束植物」1,790種、次いで「蘚苔類」240種、「藻類」116種と続く。

日本の希少種約100種を写真・解説とともに紹介

同書の著者は絶滅危惧植物の保全活動を行う「京都府立植物園」の元園長 長澤 淳一氏と、絶滅に瀕した植物集団の保全研究を行っている瀬戸口 浩彰氏。著者が約30年にわたって日本各地で撮影した絶滅危惧植物の写真の中から新たに選んだ希少種約100種を解説とともに紹介する。

また、日本全体の植物をとりまく状況だけでなく絶滅危惧植物が数多く存在する小笠原諸島や奄美群島など、世界自然遺産の島々の実情を伝えるレポートを掲載して植物の実情を伝えるほか、前著では紹介しきれなかった蘚苔類、藻類、地衣類、菌類なども一部紹介する。

なお、同書はA5判・並製、240ページ。定価は2,200円(税込み)だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社創元社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000091569.html

さらに知っておきたい日本の絶滅危惧植物図鑑 商品ページ
https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4449