男女共同参画社会実現への取り組みが高評価
埼玉県北本市の株式会社矢口造園(以下、矢口造園)は、「令和3年度埼玉県荻野吟子賞」の、いきいき職場部門賞(いきいき職場部門)を獲得した。
荻野吟子とは、日本で初めて公認女性医師となった人物。県では荻野吟子の不屈の精神を受け継ぎ、男女共同参画社会の実現に向け先駆的な活動を行った個人・団体や事業所に「埼玉県荻野吟子賞」を贈っている。
造園業界で女性が働きやすい環境を構築
矢口造園は、造園土木工事業、公園管理、企画設計等を手掛ける企業。公園管理については北本総合公園をはじめ、北本市内の88か所を管理運営しており、緑化を通じて自然と人々が調和するより良い生活環境づくりに努めている。
造園業界では、まだ女性が少ないのが現状。そのような中で女性が働きやすい職場環境づくりに取り組み、女性の新規採用や正社員登用を推進してきた。
また、仕事と家庭の両立をサポートするべく、独自の業務管理システムを導入。残業時間の大幅削減につなげることで業務の効率化を図っている。
さらに、家庭の事情に応じ、柔軟な勤務時間の設定も可能。造園業界で必要な資格を会社負担で取得でき、女性社員が様々な資格を得て現場で活躍している点が、今回高い評価を受けた。
なお、県では表彰式を2月7日(月曜日)に埼玉県知事公館で実施。当日は、知事から各受賞者に表彰状と副賞を授与する予定だ。
(画像はホームページより)
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埼玉県 プレスリリース
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