東京を緑が豊かな都市に
公益財団法人東京都公園協会(以下、東京都公園協会)は、7月18日、第58回東京都公園協会賞の入賞作品12点が決定したことを発表した。
東京都公園協会賞は「技術」「論文」「実施記録及び報告」「ボランティア・社会貢献活動」の4部門に分けて公募を行い優れた作品を表彰している。
8月2日から8月24日まで受賞作品のパネル展示を実施
今回28点の応募があったうち、最優秀賞1点に選ばれたのは「論文」部門で八王子・日野カワセミ会(都市公園研究委員会)による「八王子市内の都市公園が野鳥の生息環境として果たしてきた役割と保全に関する提言~市民団体による30年間の調査結果から~」という作品だ。
同作品は野鳥の生息場所としての公園の重要性や樹林地環境との関係を提言したもので、30年にわたり八王子市内の3公園において野鳥の生息状況を継続的に記録している。
また、市民が参加しやすいマニュアルやルートの統一などの工夫もあり、活用できるデータとなっている点などが高い評価を受けた。
なお、東京都公園協会では「緑と水の市民カレッジ事務局」にて発行の「都市公園 239号」で受賞者を紹介するほか、上野グリーンサロン内「東京パークスギャラリー上野」にて8月2日から8月24日まで、受賞作品のパネル展示をする予定である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
公益財団法人東京都公園協会 プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/362713
公益財団法人東京都公園協会 ホームページ
https://www.tokyo-park.or.jp/profile/