12作品のうち6作品が入賞
全国1級造園施工管理技士の会(以下、一造会)は、10月17日、第18回「一造会大賞」の受賞者を発表した。
応募作品は12作品で9月15日の選考委員会の結果、6作品を入賞作として選考。10月6日にランドスケープコンサルタンツ協会と共に「CLA賞、一造会大賞 合同表彰式・受賞者発表会」を開催した。
他業界や人々と連携して発展する造園業界
今回、一造会大賞を獲得したのは東洋緑化株式会社の3名による「造園の新たな領域を考える~緑化フェアを経験しての想い~」だ。
同社は4月26日から6月18日まで開催された第40回全国都市緑化仙台フェアにて施工側の代表と定禅寺通りの修景、大花壇を含めた花苗管理と多く係わった経緯がある。
フェア開催に向け、地元造園団体などから構成される仙台フェア植物調達協議会が3年前に結成され同社が主体となって進めていく中、それぞれの業界が協力し約650種類39万株の植物を納めるなどフェアを成功へと導いた。
開催までの期間は日本一の街路樹である青葉通りと定禅寺通りのケヤキ並木の幹洗浄を造園団体から約80社160名余の人数で行い、それは業界内の結束と社会に向けたアピール活動となった。
今回のフェアを通して同社は、行政と造園業界だけでなくあらゆる産業や市民と連携していくことが街の活性化やまちづくりの貢献となり、ひいては造園業界の発展につながると期待を寄せている。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
全国1級造園施工管理技士の会 プレスリリース
https://icz.jp/archives/703
全国1級造園施工管理技士の会 ホームページ
https://icz.jp/