フクビ化学工業、簡素さと意匠性を同時に追求「デッキND KKAA」発売スタート

デザインの監修は隈研吾建築都市設計事務所

フクビ化学工業株式会社は、建築物の外構等で使用される再生木『プラスッド デッキND』シリーズにおいて木のリアルに迫った高意匠製品「デッキND KKAA」の発売を開始した。

再生木『プラスッド』は健康的な森林維持のために間伐された木を粉砕し、その木粉を樹脂に混ぜ込むことにより屋外使用での耐久性と剛性双方を実現した価値の高い素材だ。森林保護だけでなく、地産地消による地域活性化にも貢献するものとして隈研吾建築都市設計事務所より賛同を得てデザイン監修を受けることになった。

高いレベルでの機能性と意匠性の両立を実現

「デッキND KKAA」は単なる木材の代替品ではなく福井県産の間伐材および再生プラスチックを利用した製品で、再生木墨流し柄によって経年変化した木の意匠を施すといったこだわりのあるデッキといえる。

火元を離すと自然に火が消える「自己消火性」を保持し、優れた強度と高耐久性、長期間の色調維持をも可能とする。さらにデッキ表面にビスが出ない設計のため溝にコインが落下しにくい。

環境負荷の低減が求められる昨今、同製品は建築やインテリア、エクステリアなどさまざまな分野で持続可能な社会の実現と自然と調和する空間づくりに貢献し、木材利用の新たな可能性を切り拓くものとして期待が寄せられている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

フクビ化学工業株式会社 プレスリリース
https://www.fukuvi.co.jp/news/product/20250516