AASで2年連続金賞を獲得
株式会社サカタのタネは、11月19日、同社が開発したベゴニア「Viking(R) Explorer Rose on Green」が世界2大花き品評会とされる米国の「オール アメリカ セレクションズ」(AAS)のコンテナ栽培部門でゴールドメダルを獲得したことを発表した。
同社では2020年発表のAASにおいて、ジニア「プロフュージョン レッドイエローバイカラー」が業界として17年ぶりのゴールドメダルに。2年連続でのゴールドメダル獲得は同社の品種開発力の高さを世界に示したことになる。
クリーピングタイプのベゴニアを開発
欧米の園芸ではハンギングバスケットや窓下装飾の人気が高く、クリーピングタイプで鉢からしだれる草花には高い需要がある。
しかし、今までベゴニアにはクリーピングタイプの品種がなく、ハンギングバスケットでは一般的な品目ではなかった。
同社が開発した「Viking(R) Explorer Rose on Green」は真夏の暑さや乾燥に強いだけでなく、この種のベゴニアにはなかったクリーピングタイプ。鮮やかなローズの花色と光沢のある緑葉を持つ品種だ。
既に同社は北米、ヨーロッパで種子の販売をスタート。日本での販売時期は未定だが、今後アジアなど順次販売地域を拡大していく考えである。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社サカタのタネ プレスリリース
https://corporate.sakataseed.co.jp/