公園財団、2021年2月16日に「第18回公園管理運営フォーラムのご案内」を開催

造園CPD認定プログラムの一環

一般社団法人公園財団(以下、公園財団)は、2021年2月16日に、造園CPD認定プログラムである第18回公園管理運営フォーラムを開催することを発表した。

日時は2021年2月16日の9時45分から16時50分、会場は国立オリンピック記念青少年総合センターで、Zoomによるオンライン参加も可能。

今回のフォーラムの全体テーマは「大災害時代の公園マネジメント」で、台風や大雨、地震等の自然災害や増えている現在、災害時に公園が機能を果たすために、施設等の整備や適切な管理運営を行っていくことが必要であることから、公園の管理運営に関する防災や減災に関する基本的考えや先進的取り組み等の内容を共有し、今後の望ましい防災上の公園管理運営のあり方について検討する。

フォーラムの主催は公園財団で、共催は一般社団法人日本公園緑地協会と一般社団法人公園管理運営士会、公園が公益社団法人日本造園学会、一般財団法人日本造園修景協会、一般社団法人日本造園建設業協会、一般社団法人ランドスケープコンサルタント協会である。

造園CPD認定プログラムは、造園系技術者が最新知識を得て自己の技術や知識の幅を広げ、倫理観を涵養し、自らの責任で的確な判断を下し、適正に業務を実施し技術者の社会的使命を果たすための、様々な研修や技術指導のプログラムである。

望ましい防災上の公園マネジメントを検討

当日プログラムは、午前中の全体会議では、まず、公園財団の蓑茂壽太郎理事長による「災害に『正対する』公園マネジメント」と題した基調講演が行われる。その後、「災害時における防災公園等の機能発揮に向けて」、「首里城火災からの復元の取り組み状況について」という情報提供を行う予定である。

昼休憩をはさんだ午後は分科会に別れての事例発表となり、第1分科会は「公園管理者の知りたい災害時の公園」と題し、「新横浜公園の水防~遊水地内の公園管理事例から」、「震災時における避難生活の場としての都市公園運営について(熊本市をケーススタディとして)」、「震災経験を活かした緑化推進政策について~東日本大震災を乗り越えて~」の発表が行われる。

また、第2分科会のテーマは「公園マネジメントの最前線と公園の備えるべき役割」で、「環境変化に対応した防災・減災の取り組み強化について」、「文京区立目白台運動公園における防災の取り組み」、「サバキャンと公園」の発表が行われる。

最後に、「大災害時代の公園マネジメント」と題した全体会議が予定されている。

(画像は一般社団法人公園財団より)

▼外部リンク

一般社団法人公園財団 お知らせ
https://www.prfj.or.jp/pdf/R2forum_2.pdf