植物とワーカーが共存するオフィス実証実験
コクヨ株式会社は、各種植物の生産や壁面緑化の設計・施工などを手掛ける株式会社プラネットと連携を図り、ハイドロカルチャーを使ったリアル植栽の効果や可能性を探る実証実験を、コクヨ東京品川オフィス(THE CAMPUS)にて2022年11月~2022年12月の予定で行うことを決めた。
ハイドロカルチャーとは、土を活用することなく高温で焼成発泡させた無機質の石などを使った栽培方法だ。水分量や温湿度を維持しやすい、虫がつきにくく植物が枯れにくいといった特徴がある。
リアル植栽をオフィス空間に導入するニーズが増加
現在、働き方改革もあいまって、快適で質の高い交流を得られる環境づくりや生産性向上への観点からオフィスには“出社”ならではの体験価値へのニーズがこれまで以上に高まりをみせている状況だ。
今回の実証実験で両社は、土とハイドロカルチャーでの成長比較、温度・湿度・照度・風量などの設置環境による成長比較、センサーや水量計によるメンテナンスの負荷軽減の調査などに取り組む。
この実証実験を通じ、植物とワーカーが共存する活気に満ちた空間づくり、枯れ植栽や土ゴミの抑制、メンテナンスの内製化による環境負荷低減などに努めていく考えである。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コクヨ株式会社 プレスリリース
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