住友林業グループ初!折り紙をモチーフにした都市公園が豪州グッドデザイン賞で金賞に

デザイン性・環境性などトータルで高評価

住友林業株式会社は、10月30日、シドニー市の都市公園「THE DRYING GREEN」が豪州グッドデザイン賞で金賞を獲得したことを発表した。

「THE DRYING GREEN」はシドニー市の再開発地区「Green Square」の中心に位置する6,200平方メートルの都市型公園だ。同社の豪子会社でランドスケープ事業を展開するRegal Innovations Pty Ltd (以下、Regal社)が実施設計・施工を担当し、デザイン会社のMcGregor Coxall社が企画・基本設計を手掛けた。

人々に憩いの場を提供

今回金賞を獲得した「THE DRYING GREEN」は折り紙のように敷地全体を折りたたみ、山と谷のある立体的な地形を構成している。また、Regal社の知見が存分に活かされた壁面緑化によって居心地の良い空間も実現している。

さらに、環境への配慮にも工夫を施した。例えば敷地内にあるアート照明の消費電力はバーベキューエリアの屋根に設置した太陽光パネルで発電する。雨水による浸水被害を防ぐため周囲の水路で雨水を一時的に貯留。水路や地下でろ過された水は再び敷地内を循環するよう設計した。

Regal社は今後、日本国内でランドスケープ事業を手掛けている住友林業緑化株式会社との連携を強化していくなど持続可能な社会の実現により一層貢献していく考えである。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

住友林業株式会社 プレスリリース
https://sfc.jp/information/news/2023/2023-10-30.html