足立美術館が18年連続1位
一般社団法人松江観光協会は、アメリカの日本庭園専門誌「Sukiya Living Magazine : The Journal of Japanese Gardening」が主催した「2020 日本庭園ランキング」で、島根県安来市の足立美術館が18年連続1位を達成し、また、トップ50に島根県内の庭園6つがランキングされたことを発表した。
「2020 日本庭園ランキング」は、歴史的価値、規模、知名度ではなく、庭園の質、庭園と建物との調和、利用者への対応といったホスピタリティ等「いま現在鑑賞できる日本庭園としていかに優れているか」を基準に調査・選考されている。
1位となった足立美術館は、横山大観をはじめとする近代から現代の日本画、北大路魯山人の陶芸など約2,000点を所蔵する美術館。120点を数える大観コレクションは日本有数であり、日本一の庭園で四季折々の美しさを堪能できる。
その他、松江市の皆美館が3位、由志園が25位、湯之助の宿長楽園が26位、出雲市の康国寺が27位、佳翠苑 皆美が42位、安来市のさぎの湯荘が44位となっている。
鑑賞できる優れた日本庭園を世界中に紹介
この日本庭園専門誌「Sukiya Living Magazine : The Journal of Japanese Gardening」は、アメリカ在住のダグラス・ロス氏が日本庭園を世界中に紹介するために 1998年に創刊した隔月刊誌で、英語圏を中心とする世界37ヵ国の人々に定期購読されている。
「2020 日本庭園ランキング」を決める「しおさいプロジェクト」では、旅館や旧別荘を含む約1,000の候補地の中から世界各国の専門家により選出された日本庭園のランキング上位5%を毎年発表している。
(画像は足立美術館ホームページより)
▼外部リンク
松江観光協会「松江観光ガイド」
https://www.kankou-matsue.jp/news/589