IoT技術×樹木医の知見 樹木傾きセンサー「ツリチル」登場

全国で多発する倒木による事故防止に貢献

HARDWOOD株式会社は、9月16日、樹木傾きセンサー「ツリチル」の販売およびサービスの提供をスタートした。

高度成長期以降に植えられた樹木は老木化・大径木化しており、近年では台風や暴風雨の影響も重なり全国で倒木や落枝による事故が多発している状況だ。また、現場では樹木の専門技術者が不足していることもあり、結果として倒木リスクの高い樹木が放置されていることが課題として挙げられている。

現地を確認する手間を軽減

「ツリチル」は、リアルタイム通知で倒木リスクを把握できることで倒木事故を未然に防ぐことを目的に開発された。IoTとセンサー技術を融合し樹木の傾きの大きさと方向を測定する。そのデータはクラウドにワイヤレスで送信されるため、24時間態勢の管理が可能となった。

なお、「ツリチル」本体の単品価格は7万9,200円(税込み)となっている。商品サービスは、IoT技術によって樹木を常にモニタリングする「ベーシックプラン」(5万2,800円 税込み/年)と、同社の樹木医がその判断・対応を直接フォローする「見守りプラン」(10万5,600円 税込み/年)の2種類を展開する予定だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

HARDWOOD株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000116749.html

HARDWOOD株式会社 ホームページ
https://hardwood.jp/