受験申請は郵送のみ
阪神造園建設業協同組合は、令和3年度前期の技能検定受検についてホームページで紹介した。
技能検定は、職業能力開発促進法に基づき、働く人達の技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度であり、受検する人の技能と社会的地位の向上を図り、多角化する産業の発展に即応することを目的としている。
前期の技能検定は、検定職種ごとに1級・単一等級・2級・3級に区分し、大阪府知事の委任を受けて、実技試験と学科試験を大阪府職業能力開発協会が行う。
受験申請受付は令和3年4月5日から4月16日(当日消印有効)まで、今回の申請受付方法は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため窓口での受付は行わず、郵送のみとなる。
実技試験は、令和3年6月7日から9月12日まで、学科試験実施日は7月11日から9月5日まで5回あり、試験の日時と場所は受験票で通知する。
造園技能の継承と向上に努める
阪神造園建設業協同組合は、日本の伝統技術である造園技術の継承を使命と考え、様々な事業を行っている。
造園技能検定に関しては、昭和48年より造園工事作業が国家検定制度に加えられて以来、大阪府能力開発協会と造園技能検定実技試験の協力業務協定を結び、造園技能の継承と向上に努めている。
また、万博日本庭園の中にある300本以上のクロマツの中で特に姿が美しく「銘木」に指定されたクロマツについて、幹の太さや枝ぶり・葉の美しい緑を維持するために「緑摘み」を実施しており、組合員に対し、その研修会を行っている。
さらに、大阪府内で開催される緑化普及イベントの技術支援、「校庭芝生化事業」「若手技術者育成事業」「就業支援事業」などの社会貢献事業も行っている。
(画像は阪神造園建設業協同組合より)
▼外部リンク
阪神造園建設業協同組合 News
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