住友林業緑化、大阪府民の森の指定管理候補者に選定

公募の結果を発表

大阪府は、11月15日、大阪府民の森(北河内・中河内地区)における令和4年度から令和13年度までの指定管理候補者を「大阪府民の森等指定管理者選定委員会」の選定結果を受けて「住友林業緑化株式会社(以下、住友林業緑化)」に選定したことを発表した。

デジタル化の推進が高評価

今回の公募では2団体が申請。公認会計士、弁護士および経営を専門とする学識経験者から各1名、造園・緑地保全および観光に関する学識経験者から各1名の合計5名からなる委員会メンバーによって「住友林業緑化」が選ばれた。

両候補者の提案はいずれも府が求める水準を満たしていたため、経費の縮減や府施策との整合など総合的な審査を実施。

その結果、「住友林業緑化」のスマートフォンアプリによる音声ガイダンスシステムの導入や園地のデジタル化の推進といった提案が、新しい来園者やリピーターの増加につながるものであると同時に環境負荷の低減に配慮した新しい管理・運営のあり方であるとして高評価を得た。

なお今後、大阪府議会の議決を経て指定管理者を指定する予定。指定を受けた際には住友林業緑化が、府民の森の【北河内地区】くろんど園地・ほしだ園地・緑の文化園むろいけ園地の3園地と【中河内地区】くさか園地・ぬかた園地・なるかわ園地・みずのみ園地の4園地の、合計7園地を管理・運営することになる。

(画像は大阪府のホームページより)

▼外部リンク

大阪府 プレスリリース
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住友林業緑化株式会社 ホームページ
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