日比谷アメニス、千葉大学と「みどりの価値」指標化を目標とした研究を開始

こころにやさしい新しいみどりの価値創造

株式会社日比谷アメニス(以下、日比谷アメニス)は、2021年4月に千葉大学と共同研究契約を締結し、ユーザー目線での「みどりの価値」指標化を目標とした研究を開始したことを報告した。

今回の共同研究では、「こころにやさしい新しいみどりの価値」の創造を目的に、「SDGs社会レイヤへの寄与」「居心地の良さ」「コミュニティ形成」「Walkable」「Well-being」などの観点に着目する。

既に4月から研究調査に着手し、東京都立猿江恩賜公園において、公園利用者の行動特性等に関するプレ調査を行っており、みどりの価値の新たな定義と評価システム構築、こころにやさしいみどりづくりを進める方法論提案、検証プロセスや研究成果の情報発信などを実施する予定。

コロナ禍で都市のみどりの役割が見直される

日比谷アメニスは、こころにやさしい快適空間を創造し、ゆとりある社会の実現に貢献することを目指し、アメニティスケープクリエーション(快適空間の創造)という企業理念で事業を行っている。

そして、造園施工、屋上や壁面、室内の緑化、緑地メンテナンス、緑化製品の製造、みどりの環境リニューアル、遊休地利用、再生可能エネルギーなどの業務を手掛けてきた。

昨今のコロナ禍では、人々は移動が制限され、他者と集まったり交流したりすることが感染拡大につながるという状況となっている。

同社では、アフターコロナを見据え、都市のみどりに対して「健康の維持促進」「地域コミュニティ形成」「身近な都市活動の場」などの社会的な役割が見直されていることから、都市における公園緑地の「こころにやさしい」価値を評価し、今後のみどりのまちづくりに反映していくことが必要と考えている。

(画像は日比谷アメニスより)

▼外部リンク

株式会社日比谷アメニス プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/276962