植物の知識を福祉分野で役立てる「岐阜県園芸福祉サポーター」を認定

400人超のサポーターが活動

岐阜県は、2月2日、今年度4回目となる「岐阜県園芸福祉サポーター養成講座」を東海学院大学 西キャンパス 1号館にて開催し、受講した人を新たに「岐阜県園芸福祉サポーター」として認定する。

「岐阜県園芸福祉サポーター」とは、医療・福祉施設等の現場において、ボランティアで植物の栽培等の園芸福祉活動を支援する人をいう。県が実施する講座を受講した人を認定しており、令和5年1月末現在サポーター数は426名にのぼる。

現在注目の「園芸福祉活動」

養成講座では園芸福祉とは何なのか、また園芸福祉の効果等の園芸福祉概論や園芸福祉の活動プランの立案、ワークショップ等についての講義のほか、クラフト作成実習を実施する。

園芸に触れることは心身の癒やし、健康回復や維持・増進、生活の質の向上といった様々な場面で良い影響を与えると考えられており、高齢者や障がい者、地域住民が集まって植物の栽培を楽しむ「園芸福祉活動」に今注目が集まっている。

なお、「岐阜県園芸福祉サポーター養成講座」の受講対象者は県内在住の人や県内の福祉施設等に勤務している人。

県では園芸福祉の推進を令和2年度に策定した「清流の国ぎふ花き振興計画(第2期)」の重要施策の1つとして掲げており、「園芸福祉活動」「岐阜県園芸福祉サポーター」に関心のある人はぜひ問い合わせしてもらいたい考えだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

岐阜県 プレスリリース
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/335547.pdf