生物多様性保全や地域の自然環境保持に貢献
東急建設株式会社は、建物の外構向けにタネの採取地や生産地が明らかになっている“緑化樹木”を販売するECサイト「チイキツリー」をリリースした。
社内の新規事業アイデアコンテストの第1号案件
一般的に樹木はその出生地に近い地域で植栽されることが、その周辺の地域の生物多様性により貢献すると位置付けられている。しかし現在、植栽された緑化樹木のタネの採取地や生産地などが分からないままに流通しているケースは数多く存在する。
この課題を解決するべく「チイキツリー」のECサイトでは、地域性種苗の生産に強みをもつ箱根植木株式会社と連携し、多摩川流域および関東圏での利用を想定した種苗や樹木を販売することにした。
なお、この取り組みは社内の新規事業アイデアコンテスト「MOON SHOT CONTEST(ムーンショットコンテスト)」における第1号サービスとなる。
近年、生物多様性の観点から建物の外構や事業敷地内に在来種の緑化樹木を利用する需要が高まりをみせている。現時点においては多摩川流域および関東圏といった地域を限定してスタートしたが、今後同社ではエリアや取り扱い種類を拡大するなど幅広く樹木の提供を目指していく考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東急建設株式会社 プレスリリース
https://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/2537.html
「チイキツリー」のECサイト
https://www.tokyu-cnst.co.jp/chiikitree/