造園業で働いてみたいと思ったとき、仕事の内容はある程度想像がついても、実際に毎日どんなスケジュールで過ごしているのか、想像がつきにくいのではないでしょうか。
そこで本記事では、造園業で働く人たちの1日のスケジュールを紹介します。
造園業の1日スケジュール！
本章では造園業で働く人たちのスケジュールを、1日単位でまとめてみました。
スケジュール例・1
現場で実際に作業をする職人のスケジュールです。
|時間|内容|h
|7：30|出社|
|7：40|ミーティング|
|8：15|現場到着|
|8：30|作業開始|
|12：00|お昼休憩|
|13：00|作業再開|
|17：00|作業終了・後片付け|
|18：00|帰社・退社|
スケジュール例・2
現場で実際に作業をする職人のスケジュールです。
|時間|内容|h
|7：15|出社|
|7：30|会社出発|
|8：30|作業開始|
|10：00|午前休憩|
|10：15|作業再開|
|12：00|お昼休憩|
|13：00|作業再開|
|15：00|午後休憩|
|15：15|作業再開|
|17：00|作業終了・後片付け|
|18：00|帰宅|
スケジュール例・3
現場で実際に作業をする職人のスケジュールです。
|時間|内容|h
|7：00|出社|
|8：00～9：00|現場到着・朝礼・作業開始|
|10：00|休憩（水分補給）|
|12：00|お昼休憩・仮眠|
|13：00|作業再開|
|15：00|休憩|
|15：15|作業再開|
|17：00|作業終了|
|18：00|帰社|
スケジュール例・4
造園工事の現場で現場管理をする人のスケジュールです。
|時間|内容|h
|7：30|出社|
|8：00|朝礼・体操|
|8：20|作業開始(巡回・写真撮影・指示)|
|11：00|事務作業（書類作成等）|
|12：00|お昼休憩|
|13：00|作業再開|
|17：00|工事終了|
|18：00|退勤|
造園業の1日スケジュールの特徴とは？
造園業の工事は外作業が中心です。
基本的には太陽が出ている時間帯に仕事をするので、朝早くから作業することが多いでしょう。
8：30頃から作業を開始できるよう、現場に到着していなければなりません。
会社を何時に出発するかは、現場によって異なります。遠くの現場に行くときには、出社時間が早まることもあります。
暗くなってしまうと安全に作業ができないので、17：00頃に作業を終了する場合が多いでしょう。
冬期は日が短いため、16：00頃に作業を終える場合もあります。
現場で働く職人のスケジュールで特徴的なのが、10：00頃と15：00頃にとる、15～30分程度の休憩でしょう。
休憩は水分・栄養補給、トイレのためだけではありません。
しっかりと休みをとって疲労回復に努めることは、ミスを減らして安全に作業するためでもあります。
お昼休憩の後に仮眠をとる人が多いのもこのためです。
夏場は熱中症予防のために休憩回数を増やして、水分補給をしたり車内でエアコンの風にあたって体温を下げたりすることもあります。
造園業で働くメリット！
造園業で働くメリットとしてまずあげられるのが、「自然を感じながら仕事ができる」ということでしょう。
植物が成長する姿や四季折々で異なる姿を見ることで、自然の変化を身近に感じることができます。
樹木や草花を扱う仕事なので「自然が好き」「植物が好き」という人にとっては、自分が好きなことを仕事にできるので、大きなやりがいにつながる点も魅力的です。
また造園業で手がける現場は個人の庭、企業の敷地、公園などさまざまですが、どれも自分で創り上げたものが形に残る仕事です。
自分で設計や施工をした庭が完成した姿や、作業終了後に美しく手入れされた庭を眺めて、達成感を味わうことができるのも、造園業で働くメリットの1つです。
なお細かい部分にまで気を配って美しい空間を創り上げる造園業では、さまざまな専門技術を磨くことができるため経験を積むことでスキルアップも目指せます。
造園業に就くには？
造園業で働くために必要な資格や学歴はありません。
高校、専門学校、大学などで専門知識を学んでから造園業に就く人もいますが、未経験からチャレンジしている人もいます。
知識や技術は、現場で作業したり技能講習会に参加したりすることで習得できます。
造園業で働くためにはどのような知識が必要なのか、どんな作業をするのか不安に感じたときには、求人サイトに紹介されてる会社概要や業務内容をチェックしてみるのがおすすめです。
実際の業務内容を見ることで、必要なスキルを確認することができるでしょう。
造園、エクステリア、みどりに関わるさまざまな仕事の就業・転職支援を専門的に行っている「みどり求人ナビ」なら、就転職サービスを受けることもできます。
質問に従って情報を入力していくと、掲載されている求人情報の中からぴったりの仕事を紹介してくれるので、興味がある仕事の内容をチェックすることが可能です。
まとめ
造園業の1日スケジュールは現場にもよりますが8：30頃から作業を開始して、17：00頃終える場合が多いです。
造園業の仕事は太陽が出ている間に作業をするのが基本のため、朝早いのが特徴です。夕方も日が落ちる時間には作業を終了します。
また基本的にお昼休憩のほかに、午前と午後にそれぞれ1回ずつ、水分補給やトイレなどのために15～30分程度の休憩をとります。
この休憩は体を休めて事故・災害を防ぐためでもある、大切な休憩です。
造園業で働くことは、自然の中で働ける、植物に関する知識が身につく、自分の仕事が形に残る、などさまざまなメリットがあります。
働くメリットがさまざまある造園業に興味をもったら、まずは求人サイトの業務内容を見て、必要なスキルを確認してみるとよいでしょう。
