ガーデニングを効率化するコツ!忙しくても育てやすい植物も紹介!

ガーデニングを楽しみたいけれど「忙しい」「時間がない」などの理由から諦めてしまうこともあるでしょう。

しかしポイントをおさえてガーデニングを効率化すれば、忙しい毎日の中でもガーデニングを楽しむことができます。

そこで本記事ではガーデニングを効率化するコツや、忙しくても育てやすい植物を紹介します。

ガーデニングを効率化させるポイント

効率的にガーデニングを楽しむためには、手間がかからない庭をつくるのがおすすめです。

日々の作業負担を減らして、効率的にガーデニングを楽しみましょう。

雑草対策をする
効率よく美しい庭を維持するためには、雑草対策が欠かせません。

防草シートや人工芝を活用して、雑草が生えにくい環境をつくったり、固まる土やレンガ・タイルなどで舗装して、雑草が生える場所を減らしたりするのがおすすめです。

生えてしまった雑草は小さいうちに抜いた方が簡単であるため、こまめに除去することも効率化につながります。

水やりの負担を減らす
ガーデニング作業の中で、大きなウエイトを占めているのが水やりです。

ガーデニングの楽しみ方には、地面に直接植物を植える「地植え」と、植木鉢などに植える「鉢植え」があります。

鉢植えは限られた範囲でしか水分を保持できないため、乾燥しやすいのに対し、地植えは地中の水分を利用するため、水やりの負担を減らして効率的なガーデニングをすることができます。

鉢底で水分を保持して給水をサポートしてくれる資材や、自動散水システムを導入するのもおすすめです。

環境にあった植物を選ぶ
植物によって日照条件や土壌条件など、好ましい環境は異なります。

植物の特性を理解し環境にあった植物を選べば、さほど手をかけなくとも元気に生長してくれるので、効率化がはかれるでしょう。

その土地でよく育っている植物は環境に適している可能性が高いため、周辺に植えられている植物や自生している植物を観察してみるのもおすすめです。

忙しくても育てやすい植物

草花には、種を蒔いた年に発芽・開花し1年で枯れる「1年草」と、同じ株から何回も花を咲かせる「多年草」があります。

この多年草の中でもとくに、生育に適さない間は根や株元の芽を残して休眠し、生育に適した時期になると再び新しい芽が出てくる植物を「宿根草」と呼びます。

チューリップやヒヤシンスなどの球根植物も、宿根草の仲間です。

一度植えてしまえば長い間楽しめる宿根草や、手入れが簡単な低木を組み合わせると、忙しくてもさほど手間をかかずにガーデニングを楽しむことができます。

ローズマリー
シソ科の常緑低木です。

品種により2m程になることもありますが、強めに刈り込んでも問題ないためコンパクトに仕立てられます。

病害虫の被害に遭いにくく、暑さ、乾燥、強風にも強いため育てやすい植物です。

アナベル
アジサイ科の落葉低木で、アメリカノリノキ、アメリカアジサイとも呼ばれています。

ほかのアジサイの仲間は剪定時期や場所を間違えると翌年、花が咲かないことがありますが、アナベルは切る場所を気にせずに剪定しても問題ないと言われています。

耐寒性、耐暑性に優れ、特別な管理をしなくても毎年よく花をつけます。

キキョウ
キキョウ科の宿根草です。冬は地上部が枯れてしまいますが、春に芽を吹き、6~10月に花を咲かせます。

基本的には放っておいても毎年開花し、寒さ・暑さにも強いため、初心者でも育てやすい植物です。

趣味の園芸(ガーデニング)が活かせる仕事とは?

ガーデニングを趣味にしていると、今までの経験や知識を活かして働きたいと考えることもあるでしょう。

そこで本記事では趣味の園芸を活かせる仕事の中から、ガーデンデザイナー、造園士、園芸店の3つを紹介します。

ガーデンデザイナー
ガーデンデザイナーとは、植物を使って個人住宅、商業施設、公園、オフィスなど、さまざまな空間をデザインする人のことを指します。

趣味の園芸で対象とする場所は自宅の庭が中心ですが、ガーデンデザイナーとして働く場合にはその範囲や規模が広がります。

デザインをするときには、植物に関する知識に加えて、土壌や気候などの条件を読み取る力が欠かせません。

顧客と施工者とのパイプ役にもなるため、コミュニケーション能力も求められる仕事です。

造園士
住宅、店舗、オフィスなどに植物を植えたり、剪定、草刈りなどの維持管理を行ったりする人のことを、造園士と呼びます。「庭師」と呼ばれることもあるでしょう。

造園士が活躍する場は広く、建物周りの植物を担当するだけではなく、公園や街路樹の手入れ、高速道路のグリーンベルトの整備などを行うこともあります。

造園士の仕事は季節を問わず屋外での作業が中心であるため、体力も必要な仕事です。

園芸店
花苗、苗木、種など、庭やプランターで育てて楽しむためのアイテムと、そのために必要な資材を中心に販売しているのが園芸店です。

園芸店の仕事の中心は、接客と商品である花苗や苗木の世話です。寄せ植えの制作やイベントごとの装飾を行うこともあります。

まとめ

ガーデニングを効率化するためには「雑草対策をする」「水やりの負担を減らす」「環境にあった植物を選ぶ」といった手法で、なるべく手間のかからない庭をつくることが大切です。

また忙しくても育てやすいローズマリー、アナベル、キキョウなどを植えて、ガーデニングを楽しむのもおすすめです。

ガーデニングを効率化するポイントを押さえて、忙しくてもみどり豊かな潤いある生活を楽しみましょう。