独立しやすい仕事5選!造園業で職人として独立する方法も紹介

自分のペースで働きたい、挑戦してみたいことがあるなど、さまざまな理由で独立を考えることがあるでしょう。

そこで本記事ではWEBクリエイティブ系やコンサルティング系など、独立しやすい仕事を5つ紹介するとともに、その中の1つ、造園系の仕事で独立するためのポイントも解説します。

WEBクリエイティブ系

ニュース記事や商品ページ、WEBコマーシャル、ブログなどを制作するのが、WEBクリエイティブ系の仕事です。

主にビジュアル面のデザインを担当するWEBデザイナー、ITシステム・アプリケーションなどの設計、運用、保守管理などをするWEBエンジニア、サイトに掲載する文章を書くWEBライターなど、さまざまな職種があります。

IT業界はもともと、さまざまな案件を外部委託するケースが多いため、独立しても仕事を受注しやすいのが特徴です。

これに加えて、WEBクリエイティブ系の仕事はオンラインで業務が完結できるという理由から、独立しやすい職種といえるでしょう。

コンサルティング系

コンサルティングとは、企業や個人が抱えている課題などに対して、診断や助言を行い、改善策を提示することで、課題解決へと導く仕事です。

コンサルティングを専門的に行う人のことを「コンサルタント」と呼びます。一般的な起業と比較して、コンサルティング業務はオフィスや備品を準備しなくても独立できます。初期投資を抑えられるので、独立しやすいでしょう。

また独立後に仕事が軌道に乗らなくても、関連企業に再就職しやすい点も、チャレンジしやすい要因です。

なおコンサルタントと聞くとITや経営などのビジネス系の知識が必要と思われがちですが、食事管理や恋愛などの日常生活に寄り添う分野でも活躍が可能です。実際に恋愛コンサルタントやダイエットコンサルタントも存在します。

事務系

企業に所属して事務所で働くイメージが強い事務職の仕事も、独立してフリーランスとして働くことができる仕事です。

一般的な事務職は、資料作成やデータ入力、スケジューリングやタスク管理、電話応対など、業種や会社によってさまざまな仕事を行っています。

これらの業務の中には、パソコンがあれば場所を選ばずに仕事ができるものが意外と多くあります。そのため、独立してフリーランスの事務職として働くことが可能なのです。

担当する会社によって、必要なスキルに差はありますが、フリーランスの事務職として働くためには、基本的なビジネススキルとOfficeの基本操作といったパソコンスキルが必要です。

国家資格系

弁護士、公認会計士、行政書士、司法書士、税理士などの国家資格が必要な仕事も、独立しやすい職業でしょう。

国家資格系の仕事は資格を保有していることで、自身の専門性を客観的に証明することができるため、独立しやすいです。

またこれらの仕事は、事務所に所属して経験値を得て、その後独立する人が多いのも特徴です。

独立のための土壌が整っている点も、独立しやすいことの一因でしょう。

造園系

造園業の仕事、とくにその中でも庭師と呼ばれる職人も独立しやすいといわれています。

庭師は実際に身体を動かして、庭づくりをしたり、樹木の手入れをしたりするのが、主な仕事です。

専門的な技術や知識、経験は必要ですが、独立するために必要な資格はありません。

また庭の手入れをメインに請け負うのであれば、必要道具が選定道具と軽トラックのみであり在庫を抱える必要がない点も独立しやすい一因でしょう。

企業で働くこととの違い
独立して働くと、事務作業や営業活動などほかのスタッフが担ってくれていた業務も全て、自分でこなさなければなりません。事務作業が増える分、忙しいと感じてしまうこともあるでしょう。

一方で、独立すると自分のペースで働くことができる、というメリットがあります。

自分でスケジュールを管理して仕事量を調整できる点が、企業で働く場合と独立した場合との、大きな違いでしょう。

職人として独立するためには?
独立して働くためには、確かな知識と技術が必要です。

そのためにはまず造園会社に就職したり、すでに独立している庭師のもとで修業したりして、必要な技術を学ぶことをおすすめします。

技術を学びながら、独立のための費用を貯めたり、仕事を得るための人脈を培っておいたりすることも必要です。

庭師として働くために知っておきたいことや、造園業で独立して働くときのポイントなどについては、下記の記事でも詳しくご紹介していますのでぜひご活用ください。

みどりシゴト新聞「庭師になるには資格が必要?植木屋や造園会社との違いも解説」
https://mqnavi.com/articles/archives/3220

みどりシゴト新聞「独立して造園工事に携わるのと、企業で職人として働くのに違いはある?」
https://mqnavi.com/articles/archives/1865

まとめ

WEBクリエイティブ系、コンサルティング系、事務系など、独立しやすい仕事はさまざまあります。

造園系の仕事も独立しやすいですが、その中でもとくに庭師と呼ばれる職人は独立に向いています。

これは独立のために必要な資格がない、在庫を抱えなくてよい点などが理由です。なお庭師として独立するためには、技術や知識を身に付け、独立のための費用を貯めたり、人脈を築いておいたりすることが必要です。