造園工事と外構工事の違いとは?それぞれに関する職種の仕事内容も紹介!

庭や公園などを造る仕事に興味をもったとき、よく出てくる「造園工事」と「外構工事」の違いに困惑したことはありませんか?

本記事では似ているようで実は違う、造園工事と外構工事について詳しく解説します。

造園工事と外構工事の違いとは

造園工事では、庭園や公園などを造ったり道路や建物の屋上などに植物を植えたりなどさまざまな理由で減少した自然植物の保護や復元をします。

樹木や草花を植えたり、庭石を据えつけたりして個人住宅、商業施設の庭園、公園など、みどり豊かな緑地空間を創り出します。

また完成した庭園や古くからある緑地などをより良い状態に保つために、剪定、刈り込み、芝刈り、病害虫の防除などを行い、維持管理することも造園工事の仕事です。

これに対して、建物周りの環境を整えるために行うのが外構工事です。

「外構」という言葉は、門、塀、フェンス、垣根、庭木など、建物の外周り空間にあるさまざまな構造物を意味します。

一般的に外構工事は、これらの構造物を用いて、建物をより美しくみせたり、安全性や機能性を高めたりするために行う工事のことなのです。

そのため、たとえば建物に付随する「庭」をフェンスで囲ったり、花壇を造ったりすることは、外構工事に含まれます。

このように造園工事と外構工事は、同じ場所を工事対象としていたり、同じような工事をしていたりしますが、一般的に造園工事はみどり豊かな空間を創り出すことを目的としているのに対し、外構工事では安全性や機能性の向上といった実用面に特化している点が異なります。

造園・外構それぞれに関する職種の仕事内容とは

造園・外構工事では、完成させるまでにさまざまな職種の人々が関わっています。

造園・外構工事を支える職種の中から、代表的な3つを紹介します。

設計・プランナー・デザイナー職
造園空間、エクステリアを造るために、デザインを考えて設計図にまとめるのが設計者の仕事です。

ガーデンデザイナー、エクステリアプランナー、庭園設計士といった名前で呼ばれることもあります。

設計者はまず、顧客の要望や予算を聞き、実際に自分自身で確認した現場の状況を加味しながらデザインを考えます。

工事が始まれば度々現場に出向いて、設計図通りに工事が進んでいるか確認することも、設計者の大切な仕事です。

設計図は専用のCADを使って作成したり、手描きでまとめたりします。

このCAD操作だけを専門に行う、CADオペレーターが在籍する会社もあります。

施工管理職
造園・外構工事の現場で、工程、安全、品質、原価などを管理するのが、施工管理職の仕事で、現場監督、現場管理者などとも呼ばれます。

担当する造園・外構工事の現場を巡回して、進捗状況をチェックしたり、写真記録や作業員への指示を行ったりしています。

施工計画を立てる、資材・人員の調達と管理といった事務作業も行うほか、顧客や行政との打ち合わせも施工管理者の仕事です。

施工管理職の仕事は、現場の責任者として、工事が計画通り安全に進むよう、着工から完成までを見守る仕事なのです。

技能職
造園・外構工事の現場で、実際に庭やエクステリアを造りあげるのが技能職です。造園工、外構職人などとも呼ばれます。

造園業の技能職では、計画に応じて草木を植えたり、庭園内の通路や池・流れ、石組みなどのさまざまなものを造ったりします。

また完成した庭園や緑地を美しい状態に保つために行う剪定、刈り込み、薬剤散布といった維持管理も技能職の仕事です。

外構工事では駐車、塀、フェンス、ウッドデッキ、照明などさまざまなものを造ります。

そのため、外構工事の技能職では、コンクリートの打設、ブロック積み、アルミ製品の組み立てと取り付けなど、多種多様な作業を担当します。

1人が全ての作業を行うこともありますが、それぞれの作業を専門的に行う、左官職人、タイル職人、型枠職人、アルミ職人などが協力して担当する場合もあるでしょう。

造園・外構それぞれに関する職に就くには?

造園・外構工事に関わる仕事に就きたいと考えたとき、それぞれの職場で働くためにはどんなスキルが必要なのか、迷ってしまうこともあるでしょう。

そんなときには、実際の求人情報をチェックして、仕事内容の詳細や、求められる知識・技術を確認してみるのがおすすめです。

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造園工事、外構工事に関するさまざまな職種の仕事が見つけられるので、ぜひチェックしてみてください。

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まとめ

造園工事と外構工事は、それぞれ工事の目的が異なります。

造園工事の主な目的はみどり豊かな空間を創り出すことですが、外構工事は、安全性や機能性の向上といった実用面に重点が置かれています。

造園・外構工事にはさまざまな職種がありますが、デザインを考えて設計図にまとめる設計職、工事の工程、品質、安全などを管理する施工管理職、実際に手を動かして工事現場で作業する技能職などが代表的です。

職種によって求められるスキルが異なるため、造園・外構工事に携わりたいと考えたときには、実際の求人情報をチェックしてみるとよいでしょう。