植物が好き、環境に興味があるなど、さまざまな理由で自然と共に働きたいと思うことがあるでしょう。
そこで本記事では自然と関わることができる仕事を7つ、紹介します。
庭師
庭師の仕事内容は樹木を植えたり石を据えたりして新しい庭を造る剪定や、花壇整備などの庭の維持管理です。
庭師の仕事の場は、個人住宅の庭だけではありません。
ときには商業施設やテーマパーク緑地の植栽設計、施工を担当することもあります。また街路樹や公園、緑地の手入れや整備を行う庭師もいます。
庭師の仕事については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
みどりシゴト新聞 「庭師になるには資格が必要?植木屋や造園会社との違いも解説」
https://mqnavi.com/articles/archives/3220
造園施工管理技士
造園施工管理技士は、「造園施工管理技術検定」合格者に与えられる国家資格です。
1級、2級があり、受検資格や資格取得後に担当できる工事の規模などが異なります。
造園施工管理技士の仕事は、その資格を活かして工程管理、品質管理、安全管理などの施工管理を的確に行うことです。
このように国家資格をもち、造園工事の現場で工事の責任者として全体を監督するのが、造園施工管理技士です。
造園施工管理技士については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
みどりシゴト新聞「造園施工管理技士は独学で目指せる?通信講座やスクールと比較!」
https://mqnavi.com/articles/archives/3936
樹木医
樹木医とは、樹木の調査、研究、診断、治療を行い、樹木を保護、育成する専門家です。
適切な診断をすることで、枯損による倒木・落枝を防ぎ、人的・物的被害を防止します。
残したい樹木から種子や枝を採取して後継樹を育てたり、樹木に関する知識の普及・指導などを行ったりすることも、樹木医の仕事です。
樹木医になるためには、一般財団法人日本緑化センターが実施する「樹木医研修」を受講し、資格審査に合格しなければなりません。
なお建設設計事務所、環境コンサルタント会社、森林組合、造園会社など、さまざまなところに所属しながら、樹木医としての資格を活かして働きます。
樹木医の仕事については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
みどりシゴト新聞 「樹木医の資格はキャリアアップにつながる?年収や受験資格を解説」
https://mqnavi.com/articles/archives/3211
エクステリアデザイナー
エクステリアとは、建物内部の空間を意味する「インテリア」と相対する言葉で、一般的に「建物の外まわりの空間」を示す言葉として使われています。
エクステリアデザイナーは、この外まわり空間に何を配置するのか、どのような配置をするのか、などをデザインする人のことです。建物の外観だけでなく、地域全体を対象としたデザインや屋上緑化など環境保全に関する仕事にも携わることができるやりがいのある仕事です。
エクステリアデザイナーの詳しい仕事については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
みどりシゴト新聞 「造園業のエクステリアデザイナーとしての働き方!役立つ資格とスキルを紹介」
https://mqnavi.com/articles/archives/2686
グリーンコーディネーター
グリーンコーディネーターの仕事内容は、室内に置く観賞用植物の提案、設置、維持管理です。
使用する植物の仕入れや搬入も、グリーンコーディネーターが行い、店舗、オフィス、イベント会場、ホテルなどさまざまな空間を演出します。ときには個人住宅のプライベート空間をコーディネートすることもあり、インテリアコーディネーターや空間デザイナーなどと協力して、1つの空間を作り上げることもあります。
植物に関する知識はもちろん、美的センスや環境に関する知識も求められる仕事です。
グリーンアドバイザー
グリーンアドバイザーは、公益社団法人日本家庭園芸普及協会が認定する資格です。
協会が実施する認定講習を受講し、認定試験合格、協会登録をすると資格を取得できます。
グリーンアドバイザーの仕事は、植物の育て方について正しい知識や植物を育てることの楽しさや魅力を伝えることです。
種苗会社、園芸店、工作用品店で働く他にも、都市公園の指定管理者業務や園芸相談を担当することもあります。
市民講座で講師をしたり、企業の社会貢献活動をサポートしたりするグリーンアドバイザーもいます。
グリーンアドバイザーの仕事については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
みどりシゴト新聞 「造園業への就職に役立てよう。グリーンアドバイザーの資格とは?」
https://mqnavi.com/articles/archives/880
造園設計者
造園工事をするために計画を立案し、それを図面にまとめるのが造園設計者の仕事です。
造園設計者が設計するのは、色や形などの意匠部分だけではありません。計画したものの安全性を確認する構造設計や、上下水道の配管や電気配線などの設備に関する設計をする場合もあります。
また造園設計では個人住宅、集合住宅、商業施設、公園、アミューズメント施設など、幅広いエリアを担当します。
造園設計者の仕事については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
みどりシゴト新聞 「造園設計者の仕事内容とは?5つの事例を紹介」
https://mqnavi.com/articles/archives/3279
まとめ
自然と共に働くことができる仕事には、さまざまな種類があります。
「みどりシゴト新聞」では、今回ご紹介した仕事について、より詳しく解説していますので、興味がある方はぜひリンクをチェックしてみてください。